今回はロレックスの中でもパフォーマンス、存在感ともに頂点をいく「ロレックス ディープシー(シードゥエラー)[Ref.116660]」の見極めです。

2008年バーゼルフェアでデビューしたシードゥエラーの後継モデルです。
ドーム風防&リングロックシステム&チタンケースバックにより驚異の3900m防水を成し遂げ、アルミ製からセラミック製へ変更されたベゼル、視認性の良くなったインデックス、グライドロック付きクラスプ等、パフォーマンスもサイズも大幅にアップされたフルモデルチェンジとなりました。

デビューから4年以上経過し、コピー品も数多く出現しています。
比較的流通している準ハイエンドモデルをピックアップし、各ポイントを見極めていきましょう。

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いかがでしょうか。パッと見は見分けがつかないのではないでしょうか。
でも、各ポイントを押さえると一瞬で違和感を感じ取れるハズです。



では解説です。

Aのルミナスポイントに注目してください。
オリジナルは中の夜光部分がカプセルのように丸みを帯びています。
コピー品は夜光部分が出っ張っています。
中には新サブマリーナ デイトと同じパターンのものもあります。
ちなみに、オリジナルのルミナスポイントの構造はこうなっていますよ。
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Bのセラミックベゼルの“10”に注目してください。
オリジナルは9分と11分の目盛りの中心に“10”が配置されています。
コピー品は9分の目盛り寄りに“10”が配置されています。

Cの
セラミックベゼルの“30”に注目してください。
オリジナルは“3”の形が角ばっています。
コピー品は
“3”の形が丸みを帯びています。

あとは、写真では分かりづらいのですが、風防から文字盤までの深みが違います。
オリジナルは奥深く見えるのですが、コピー品は浅く見えるのです。
これは一度実際にオリジナルを見た後にコピー品を見ると違和感を感じるかと思います。


いかがでしたでしょうか。
今回は写真等でも比較的わかりやすい部分をピックアップし検証してみました。
更に細かい部分につきましては、ご要望がございましたら単発でアップさせていただきます。


最後に……コピー品は常に進化しています。
ここでピックアップした部位がすでに改良されている場合もあります。
安全に腕時計を購入するには正規店や正規代理店にてのご購入をされることを強くおすすめいたします。

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