前回に引き続き、今回もロレックスの中でも大人気である「サブマリーナ デイト[Ref.116610LN]」の見極めの続きです。
2010年バーゼルフェアでデビューした新型モデルです。
では、見極めていきましょう。

次のポイントはココです。
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Gのルミナスポイントに注目してください。
オリジナルは中の夜光部分がカプセルのように丸みを帯びています。
コピー品は単に平らです。中には外へ出っぱっているものもあります。
ちなみに、オリジナルのルミナスポイントの構造はこうなっています。
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Hのバンク部分の通称ルーレット文字に注目してください。
コピー対策としてバンク部分にROLEX ROLEX ROLEX……と刻印されているのが通称ルーレットです。
オリジナルは分刻みでROLEXの各文字が配置されています。
その目安は3時側半分は5分毎にXの文字が来ます。9時側半分は5分毎にRの文字が来ます。
コピー品は分刻みに配置されておらず、バラバラになってしまっているものが多いです。

Iのサイクロップレンズに注目してください。
デイト表示を拡大させるのがサイクロップレンズですが、オリジナルはARコート(低反射コート)が施されており、角度によっては青紫に反射されます。
コピー品はARコートが
施されておらず、光がそのまま反射します。

まとめ
G,ルミナスポイント:コピー品は夜光部分が平らもしくは出っぱっている
H,バンクのルーレット文字:コピー品はROLEXの文字が分刻みに配置されていない
I,サイクロップレンズ:コピー品はARコート(低反射コート)が施されておらず、光をそのまま反射する


さて、今回でロレックス 新サブマリーナ デイト[Ref.116610LN]の見極めは終了です。
いかがでしたでしょうか。
今回は写真等でも比較的わかりやすい部分をピックアップし検証してみました。
更に細かい部分につきましては、ご要望がございましたら単発でアップさせていただきます。


最後に……コピー品は常に進化しています。
ここでピックアップした部位がすでに改良されている場合もあります。
安全に腕時計を購入するには正規店や正規代理店にてのご購入をされることを強くおすすめいたします。

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